キャロル/Carol

監督:トッド・ヘインズ

キャスト:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ

美しいレズビアンの恋愛を描いた作品です。本作に興味を持ったのはケイト・ブランシェットを観たかったからです。「ブルージャスミン」でアカデミー主演女優賞を獲得したケイト・ブランシェットのエレガントさでどうやってレズビアンを演じるか興味がありました。

ルーニー・マーラ演じるデレースが働くデパートに人妻のキャロルがやってきたことが二人の出会いでした。デレースがキャロルの忘れ物をお家に送ったことがきっかけで、二人は少しずつ仲良くなりました。キャロルは自分がレズビアンであることを自覚し、純真なデレースに惹かれていくが、デレースは困惑もありながら、きれいでどこか気だるさと不幸な雰囲気を纏うキャロルが気になっていました。キャロルは娘を愛しているが、夫と離婚したいと懇願して、普段の生活は決して幸せとは言い難い。窮屈な日々から脱却しようとキャロルがデレースに旅に出ようと誘いました。もう完全にキャロルに心が惹かれるデレースは彼氏と別れるまでして、キャロルに恋をしました。旅に出た二人は一線を越え、恋仲になってしまうが、キャロルの夫の計らいにより引き裂かれてしまいます。1950年代のアメリカが舞台ですが、社会地位と他人の見る目を気にしないで自分らしい生き方を求めるのは無理がありました。キャロルは娘のことを考えて、一旦恋愛を諦めました。多くのLGBT映画ばこのような無念さを残し、社会へ理解を訴えようとすると思いますが、本作は最終的にキャロルは夫と離婚して、デレースとの復縁を望みました。自分らしく生きること、犠牲を払ってもそれを貫く信念を、キャロルの気だるさのレースを通り抜けて感じ取れました。

二人の美女が演じるレズビアン映画、想像通りにとっても美しかったです。恋に落ちたら制御がきかない、心に残る作品でした。一人の時間でゆっくり見ることをおすすめします。


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