アメリカン・ギャングスター/American Gangster

監督:リドリー・スコット

主演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ

2007年に製作されたアメリカの犯罪系映画です。

デンゼル・ワシントン演じるフランク・ルーカスは長年街に慕われるギャングのバンビーの運転手を勤め、ギャングスターでありながらバンビーの慈悲深さや敏腕なやり方を目の当たりに勉強をしていました。バンビーの没後に、フランクは家族の力を借りながら、麻薬ビジネスを始めた。ベトナムの田舎で大量生産される純度が高くて安価な麻薬を「マジックブルー」と名付けて、軍用機を利用してニューヨークに輸入し、町中に売りさばいていた。各ルートの買収に精通したフランクはあっという間に冨を蓄え、豪邸で家族と暮らし始める。一方でニューヨークで麻薬が氾濫したことや警察の汚職が目立ち、悪に屈しない正義感を持つリッチー(ラッセル・クロウ)が特別麻薬捜査班のリーダーとして抜擢されました。リッチーはかつて買収に応じなかったことで評価されたが、周りの汚職だらけの同僚からは邪魔な存在だと思われている。町中に蔓延している「マジックブルー」による被害が大きいが、その販売元とルートが分かりません。偶然居合わせたフランクはギャングの大物だと見たリッチーはフランクの近辺を捜査しようとしても、家族経営を守るフランクにはなかなか辿り着きません。フランクはバンビーのやり方を踏襲し、各方面の買収によって徐々にビジネスを広めるのに成功したが、ギャングの恨みと反発に追い詰められもします。そして、身内のミスによって、ついに捜査の手がフランクの近辺に来た。リッチーの執念の捜査により、軍用機で麻薬を輸送する現場を押さえられたフランクは最終的に観念する。リッチーはフランクを逮捕した後、フランクの証言により汚職刑事の一掃に成功しました。

ハードコアなギャングの世界を描いた作品です。こういう作品のファンにありがちなのは、悪者でもどうしてもかっこよく見えることです。本作の2大スター、共にカッコ良すぎます。デンゼル・ワシントンの最も良い時期の最もかっこいい作品といっても過言ではないでしょう。家族を大事にして、自分のポリシーを守る一方で、敵には無慈悲な残酷さを見せるギャングのトップの演技は、ゴールデングローブ賞の主演男優賞にもノミネートされました。ラッセル・クロウは一方でそんなかっこいい所を見せないで、見た目も整ってていない、一見冴えない男を好演しました。だが内に秘めたブレない正義感で最終的に勝利を掴める。これが本当のかっこ良さと言わざるをえません。


人気ブログランキング

スポンサーリンク







フォローする

スポンサーリンク