私の男

監督:熊切和嘉

主演:二階堂ふみ、浅野忠信

桜庭一樹のベストセラー小説を映画化した作品です。ここでは映画の内容を説明します。

北海道の奥尻島が津波に襲われて、憐も孤児になった10歳の花を、遠い親戚の惇悟が引き取ることにしました。二人が寄り添うように、北海道の紋別で暮らすことに。お互いにとって最も大切でなくてはならない存在になりました。そして、二人はついに一線を越え、男女の関係となりました。そのことを知人のおじいさんの大塩に見られ、二人のことが察知されました。大塩が学校帰りの花に惇悟と離れるように説得しようとするが、何もよりも惇悟が大事な花が逆上し、怒った勢いで大塩を襲ってしまいます。そして、流氷に攫われた大塩は死体で発見されます。地元の警察田岡が惇悟を訪ねてきて、大塩の遺体が発見された流氷に花のメガネを見つけたと告げる。花を守ろうとする淳吾は衝動的に田岡を殺してしまいます。殺人を犯した惇悟と花は紋別を離れ、東京で逃亡生活をすることに。花は普通のOL生活をすることになり、惇悟はお酒に溺れる毎日。そして、花が結婚する日がやってきます。

作品の始まりは惇悟と彼女とのベッドシーンであったし、途中の花と惇悟の衝動的で濃密なラブシーン、作品は北風が吹く寒さの中、あえて裸を見せる官能的な熱さが交わったと思います。小説の原作を知らないからこそ先入観を持たなく見られたと思います。原作ではタブーとされる愛がテーマでしたが、映画だけ見たらそんなにタブー感はありませんでした。本当の親子ではないから。むしろ、二人の持つお互いに甘える雰囲気があんまり自然でした。東京に行って、さらに結婚までする花、二人の距離が徐々に離れてしまいます。最後のなんとも寂しい雰囲気が美しさすら感じます。好き嫌いが分かれると思いますが、なかなか芸術的に作られた映画だと思います。


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